そり(橇)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 雪や氷の上をすべらせて、人をのせたり、荷物などの運搬をしたりするのに用いるもの。《 季語・冬 》 永久百首(1116)冬「はつみ雪降にけらしなあらち山こしの旅人そりに乗る迄〈源兼昌〉」
俳諧・曠野(1689)五「ぬっくりと雪舟(そり)に乗たるにくさ哉〈荷兮〉」
広辞苑 名詞 雪・氷などの上をすべらして行くのに用いる乗物または運搬具。〈[季]冬〉
大言海 名詞 〔形ノ()りタルヨリ云フ〕
又、雪車、雪舟、ノ字ヲ用ヰル。寒國ニテ、雪ノ積レル上ヲ乘リ行ク具。木造、箕ノ如シ、雪ノ上ヲ、(スベ)ラカシテ行ク。或ハ、泥澤ノ上ニモ用ヰル。凌牀 冰牀
夫木抄、十八「跡絕ユル、(アラ)()ノ山ノ、雪越ニ、そりノ綱手ヲ、引キゾワヅラフ」
山家集(西行)上「タユミツツ、そりノ早緖モ、附ケナクニ、積リニケリナ、越ノ白雪」
永久四年百首「初深雪、降リニケラシナ、荒乳山、越ノ旅人、そりニ乘ルマデ」
史記、夏紀「泥行乘橇」
沈存中筆談「信安滄景之閒、冬月作小坐床、氷上曳之、謂之凌之床
辭源、橇「北方寒地、有雪橇、行於雪上、俗謂之冰床

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附箋:名詞 物品

最終更新:2025年01月04日 17:13