たし(立)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 動詞「たつ(立)」の連用形「立ち」にあたる上代東国方言。 万葉集(8C後)二〇・四四二三「足柄の御坂に多志(タシ)て袖振らば家(いは)なる妹はさやに見もかも」
広辞苑 (上代東国方言。「立つ」の連用形)「立ち」に同じ。 万葉集20「荒し()も―や憚る不破の関()えてわは行く」 立し
大言海 動詞 たつ(立)ノ活用、たちノ訛。(東國ノ古言) 萬葉集、廿 廿七 長歌「アラシヲモ、多志ヤハバカル、不破ノセキ、クエテワハ行ク、ウマノツメ」
同、同 四十 「足柄ノ、ミ坂ニ多志テ、袖振ラバ、イハナルイモハ、サヤニ見モカモ」

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最終更新:2025年01月25日 17:16