たし(形容詞ロ)

広辞苑
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日本国語大辞典 接尾辞 ( 活用は形容詞ク活用型。「いたし(痛・甚)」の頭母音が脱落したものか ) 名詞・動詞の連用形など、体言に準ずる語に付いて、形容詞をつくる。その事のはなはだしい意を表わすという。「めでたい」「うしろめたい」「あきたし」「らうたし」など。また、「はなはだしい」の意が薄れて、そのような状態であることを表わすようにもなる。「けぶたい」「つめたい」など。
大言海 形容詞 (イタ)し、甚しノ意ニテ、接尾語ノ如ク用ヰル語。ハナハダシ。 萬葉集、二 十八 「丹生ノ河、瀨ヲバ渡ラデ、ユクユクト、 戀痛吾弟 (コヒタキワガセ)、コチ通ヒ()ネ」(戀ヒシキリニテ、強ク云フ)
(ウレ)たし」(メデ)たし」コチたし」ラウたし」後めたし」

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附箋:ク活用 形容詞 接尾辞

最終更新:2025年01月25日 17:29