たち(性質)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① 人が生まれながらに持っている性質や体質。資質。うまれつき。また比喩的に、動物、植物、病気などについてもいう。性(しょう)。 浮世草子・好色貝合(1687)上「銭のかずよみて、袂の中でにぎりつめて、〈略〉あたたかなをもてくるたちなれば」
安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二「ハイ僕なぞも、矢張因循家のたちで、あんまり肉食はせなんだが」
② 物の品質。物の種類。 吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉五「同じ糸織でも今の糸織とは、たちが違ひます」
③ 広く、物事の性質。 「たちの悪い風邪」
由利旗江(1929‐30)〈岸田国士〉裏庭に開く潜戸「『性(タチ)』の悪い弥次を浴びせかけられた」
広辞苑 名詞 ①人の性質・体質。生れつき。しょう。 「内気な―」
②物事の性質。品質。 「―の悪いいたずら」
大言海 名詞 〔おひたちノ略カ〕
(一)ウマレツキモチマヘ(シヤウ)性質
又、馬ノ產地ヲ云フ語。 七戶 (シチノヘ)立、(ヒコ)()立ノ類。
性質
(二)物ノ自然ノ成立。シヤウ。シヤウアヒ。 「紙ノたち」

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最終更新:2025年01月26日 14:01