たら(連語)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 連語 [ 一 ] ( 「といったら」の変化した語 ) =ったら 社会百面相(1902)〈内田魯庵〉老俗吏「鰐塚大五郎たら壮士を手足のやうに動かす名人だと」
[ 二 ] ( 「とやら」の変化した語。副助詞的用法 ) 漠然と指示するのに用いる。…とか。…とやら。 滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)五「鈴が森たらいふとこへ来て」
[ 三 ] …たならば。「呼ばれたら行く」「もっと若かったらなあ」
広辞苑 (「とやら」の転)…とか。 狂言、 止動方角 (しどうほうがく)「いや兼日からの約束ぢや―申されます」
助詞 (「といったら」の意)
①体言・活用語の終止形・命令形に付いて、非難・驚きなどの思いをこめて、ある事を提示する。
「うるさいっ―ない」「あの子っ―こんなに気をつかって」
②体言・文末表現に付いて、自分の意が満たされず、いらだたしい思いである事を示す。 「ねえ、おとうさん―」「もう、よせっ―」

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最終更新:2025年02月22日 15:10