たる(樽・尊)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① 流動物などを入れて貯える木製の容器。形は桶(おけ)に似て蓋(ふた)のあるもの。特に、酒樽をいう。そん。 〔名語記(1275)〕
② 酒飲みの腹。転じて、酒飲み。また、飲酒の量。 雑俳・蓬莱山(1709)「又兵衛どの、貴さまの樽もしって居る」
広辞苑 名詞 酒・醬油などをいれる木製の容器。桶に似て蓋をしたもの。 〈文明本節用集〉
大言海 名詞 〔古事記、下 三十九 ニ、 本陀理 (ホダリ)トアルハ、()(タリ)ニテ、 瓶子 (ヘイジ)ノ類、口ヨリ酒ノ垂り出ヅル意。たるハ其轉ナリト云フ。又、韓語ニモ泰留ト云フトゾ〕
製、桶ノ如ク、酒、醬油、油ナドヲ貯フルニ用ヰル器。常ニハ蓋ヲ被ヒテ、別ニ口ヲ穿チテ出ス。
倭名秒、十六漆器類「樽、無和名、有脚酒器也」
宇津保物語、貴宮 十二 「一石入ル樽十ニ、酒入レテ」
宗長手記(大永)「樽五荷、代五百疋」
守貞漫稿、五編、生業、下「江戶ニテハ、專ラ蓋アルヲ以テ樽ト云ヒ、無盖ヲ桶ト云フ、然レドモ、亦形ニ因テ反之モアリ、云云、詳ニハ辨ジ難シ」
樽・尊

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附箋:名詞 物品

最終更新:2025年02月24日 14:37