だみ(助詞)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 助詞 〘副詞助〙 未詳。ほど、ばかりの意か。一説に、以内、うち。 万葉集(8C後)一七・四〇一一「近くあらば いま二日太未(ダミ) 遠くあらば 七日のをちは 過ぎめやも」
[補注]語源的には、動詞「たむ(回)」の名詞形から変化したものであろうといわれる。そこから、あたり・周辺の意を表わして、時間的には「ばかり」の意となるという。また、「をち」が遠方の意から、以上の意を表わすのと対称的に、「たみ」から以内・内の意が生ずるとも説かれる。
広辞苑 (タ(廻)ムの名詞形、「そのめぐり」「一帯」の意から)「ばかり」「ほど」「以内」の意か。 万葉集17「近くあらば今 二日 (ふつか)―遠くあらば七日のをちは」

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最終更新:2025年02月24日 16:32