ちふ(成句)

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日本国語大辞典 連語 「という」の変化した語。 万葉集(8C後)八・一五四七「さ男鹿の萩に貫き置ける露の白珠あふさわに誰の人かも手に巻かむ知布(チフ)」
滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二「鄙言(いなかことば)の、何ちふことだの、角(かん)ちふことだのといふのも、ちふとは『といふ』といふ詞を詰たので」
広辞苑 「といふ」の約。 万葉集8「誰の人かも手に巻かむ―」。
「何―ざまだ」
大言海 成句 ()ふノ音便約。奈良朝以前ノ語。(歌詞)後ニ、 てふ (チヨウ) 萬葉集、十六 廿九 長歐「韓國ノ、 虎云 (トラチフ)神ヲ、生取ニ、 八頭 (ヤツ)取リ持チ來」
同、五長歌「フミヌギテ、行ク智布人ハ」
同、十八「オキツ島、イユキ渡リテ、(カヅ)ク知布、鮑玉モガ、ツツミテヤラム」
同、六 三十四 「我ヤドノ、梅咲キタリト、吿ゲヤラバ、 來云 (コチフ)ニニタリ、散リヌトモヨシ」

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最終更新:2025年03月02日 15:49