つか（柄）

辞書	品詞	解説	例文	漢字
日本国語大辞典	名詞	① 刀剣や弓などの、手で握る部分。刀身と共鉄(ともてつ)の柄、木をはめた柄、鮫皮包、糸または革巻、木地による赤木柄・花櫚木柄(かりんぼくづか)などがある。	〔十巻本和名抄（934頃）〕 今昔物語集（1120頃か）二六「敵(かたき)、其刀の𣠽にひしと取付たりければ」	柄・𣠽
		② 筆の手にもつところ。筆の軸。筆の管。	源氏物語（1001‐14頃）澪標「つかみじかき筆など、御車とどむる所にて、たてまつれり」
		③ 男性器のこと。
広辞苑	名詞	①刀剣などの、手で握るところ。		柄・𣠽
		②筆の軸。	源氏物語澪標「ふところに設けたる―短き筆など」
大言海	名詞	〔 劍頭 (タカミ)ノ略轉ト云フ、或ハ、 束 (ツカ)ノ義カ〕 （一）刀劍ナドノ 柄 (エ)ノ 摑 (ツカ)ムベキ處。卽チ、 鍔 (ツバ)ヨリ上、 刀心 (コミ)ノ入レル處。ツカサ。刀欛	長門本、平家物語、十六、一谷合戰事「刀ハ浪平ガ作也、つかニハ桑ニ竹ヲアハセ」 倭名抄、十三 八 弓劒具「欛、太知乃都加、劒柄也、劒莖卽欛也、人所 レ 握、鐔以上也」	柄
		（二）筆ノ 管 (クダ)。ヂク。筆管	源、十四、澪標 廿五 「サルメシモヤト、例ニナラヒテ、懷ニマウケタルつか短キ筆ナド、御車トドムル所ニテ、タテマツレリ」

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