つが

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日本国語大辞典 名詞 マツ科の常緑高木。本州の福島県以南、四国、九州の深山に生える。高さ二五メートル、径一メートルに達する。樹皮は深く縦に裂ける。葉は密に互生するが、横向きの枝では左右に開き、長さ一~二センチメートル幅約二・五ミリメートルで先端の中央はくぼみ、上面は光沢がある。雌雄同株。雄花は円錐形で黄色、雌花は卵状楕円形で紫色を帯び、どちらも四月ごろ枝先に単生する。球果は長さ二~三センチメートルの長卵形で褐色に熟し下垂する。種子は倒卵状円形で翼がある。材は建築・パルプ・薪炭用。樹皮のタンニンで漁網を染める。とが。つがのき。とがのき。とがまつ。つがまつ。 〔和漢三才図会(1712)〕
広辞苑 名詞 (トガとも)マツ科ツガ属の常緑高木。西日本の山地に自生し、高さ30メートル以上に逹する。雌雄同株。雄花穂は円錐形、雌花穂は紫色、楕円形。球果は親指頭大で下垂。材は建築・器具製造・製紙用。樹皮からタンニンを採り、漁網の染料とする。栂松。ツガノキ。
大言海 名詞 とが(栂)ノ條ヲ見ヨ。

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附箋:名詞 植物

最終更新:2025年03月15日 14:50