つむ(紡錘)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① 糸巻などの心棒。 和訓栞(1777‐1862)「今いふ緒巻とおもはる。関東にては緒巻をつむといへり」 紡錘
② 糸をつむぐ機械の部品。鉄製の細い棒で、これを管に差し込んで回転させ、糸を巻くと同時によりをかける用をするもの。緒巻(おまき)。つみ。つも。ぼうすい。 〔色葉字類抄(1177‐81)〕
③ ( 鳴き声が②の音に似ることから ) 昆虫「くつわむし(轡虫)」の異名。
広辞苑 名詞 ①糸巻などの心棒。 錘・紡錘
②糸をつむぐ機械の付属具。太い針状の鉄棒で、これに管を差し込んで回転させ、()りをかけながら糸を巻くもの。 緒巻 (おまき)
大言海 名詞 〔つみノ轉、摘ム意。沖繩ニテつみト云フ〕
(一)古名、ツミ。 紡車 (イトヨリグルマ)ノ具。太キ鐵針ヲ(クダ)()シタルモノ。又、紡車ニ用ヰル鐵串。綿ヲ()キテ、絲ニ紡ギ出シテ卷ク。又、ツモ。關西ニ、()(マキ)いとよりぐるま(絲搓車)ノ條ヲ見ヨ。
紡錘
(二)うまお ()むし(馬迫蟲)ノ異名。其條ヲ見ヨ。

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附箋:名詞 物品

最終更新:2025年04月13日 15:21