つら(列・連・行)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① つらなること。ならぶこと。仲間としてならんでいるもの。れつ。行列。 日本書紀(720)雄略一四年四月(前田本訓)「根の使主は今より以後、〈略〉群臣の例(ツラ)に莫預(なあつか)らしめそ」 列・連
② 同列のもの。同類。 落葉集(1598)序「是つらの字書世にふりておほしといへども」
接尾辞 列・条の数をかぞえるのに用いる。 平松家本平家(13C前)二「夕冷(され)の空薄陰(くもり)何と無物哀なりける折節、一行(ツラ)の鴈飛渡けるか」
広辞苑 名詞 ①つらなること。ならぶこと。また、そのもの。なみ。れつ。 雄略紀「群臣の―にな預らしめそ」 連・列
②連中。仲間。同類。 源氏物語桐壺「ただわが女みこたちと同じ―におもひきこえむと」
大言海 名詞 ツラナルコト。又、竝ビタルモノ。(ナミ)(レツ)。連中。 源、十二、須磨 三十五 常世 (トコヨ)出デテ、旅ノ空ナル、雁ガネモ、つらニ後レヌ、程ゾナグサム」
同、四十三、竹川 同胞 (ハラカラ)ノつらニ思ヒ聞エタマヘレバ」
狹衣、一、下 十六 「殿ニサブラフ人人ノ、つらニテヤアラセマシ」
同、廿二、玉蔓 四十六 「マロモ、ソノつらゾカシ、更ニヒトスヂニ纏ハレテ」
後撰集、七、秋、下「秋ゴトニ、つらヲハナレヌ、雁がねハ、春カヘルトモ、カハラザラナム」
列・連・行

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最終更新:2025年04月19日 15:57