づく(賭・給)

広辞苑
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 かけをすること。また、そのかける品物のこと。「つぐなう」などの語根という。複合名詞の後項として用いられることが多い。 古事記(712)中「若(も)し汝(なれ)此の嬢子を得ること有らば〈略〉亦山河の物を悉に備へ設けてうれ豆玖(ヅク)をせむ」
[補注]仮名づかいには問題があるが、「色葉字類抄」の「賭 スク 博弈賭」と関係あるか。
大言海 名詞 カケモノスルコト。見ツグコト。 宇津保物語、初秋 五十五 仲忠、帝ト碁打チテ負奉リ「(ウヘ)、興アリトオボシメシテ、ハヤウ 賭物 (ノリモノ)づくノ事ハト仰セラル」( 負事 (マケワザ)ヲセヨトナリ)
古事記、中(應神) 八十二 「於是其兄、(ウレ)(タミテ)弟之婚以、不其宇禮豆玖之物」((カケ)づくナリ)
著聞集、十一、畫圖「天福元年ノ春ノ頃、藻壁門院ノ方ヲ分チテ、繪づくノ貝覆アリケリ」(繪卷物ヲ賭ニシテナリ)
遊仙窟 三十一 賭酒 (サカヅク)
賭・給

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最終更新:2025年04月26日 15:37