づれ

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 接尾辞 ( 動詞「つれる(連)」の連用形から )
① 人を表わす名詞に付いて、その人を連れていること、または、それらの人々が連れ立っていることの意を表わす。「子どもづれ」「親子づれ」「二人づれ」など。
滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前「おびくに、ふたりづれにてくる」
② 名詞に付いて、たかだかその仲間である意を添えて、さげすんだり、自らへりくだったりして用いる。 玉塵抄(1563)二四「つばくらやすずめづれの小鳥はなにが鴻やつるのつれの大な鳥の心をばしらうぞ」
③ 人名や人を表わすことばに付いて、それを軽んじののしるのに用いる。 天草本平家(1592)四「Qisozzureni(キソヅレニ) カタラワレテ ゴ ジュヲク アラウ コトワ シカルビョウモ ナイ」
広辞苑 接尾辞 (体言に付く)
①同伴の意を表す。
「三人―」「親子―」 連れ
②卑しめる意を表す。…のようにつまらないもの。…風情のもの。 狂言、靱猿「猿引―に御用は御座るまいが」。
「足軽―」

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最終更新:2025年04月26日 16:52