は(刃)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① 物を切る道具で、切るために薄く鋭くなっている部分。 ※書紀(720)雄略一三年九月(前田本訓)「覚(おもほ)えずして手の誤ちに刃(ハ)を傷つ」
② 人の心を傷つける物事をたとえていう。 ※黒い眼と茶色の目(1914)〈徳富蘆花〉 EPILOGUE 「さもないことにも冷笑の刃(ハ)を感じ」
広辞苑 名詞 (「歯」と同源)刀などの縁の薄く鋭く、物を切るところ。やいば 神代紀上「尾に至りて剣の―少しき欠けぬ」。
「かみそりの―」
大言海 名詞 〔齒ノ義〕
刀、小刀、ナド、 切物 (キレモノ)ノ緣ノ、薄ク銳クシテ物ヲ切ルベキ處。((ムネ)ニ對ス)
神代紀、上 十二 「復 劒刃垂血 (ツルギノハヨリシタタルチ)、是爲天安河邊所在五百箇磐石也」
保元物語、二、白河殿攻落事「鏑矢、云云、前一寸ニハ、峯ニモ刃ヲゾ附ケタリケル」
堀河百首「アフコトハ、刀ノはヲモ、アユムカナ、人ノ心ノ、アヤブマレツツ」
七十一番職人盡歌合、五十七番「コヒ故ニ、庖丁刀、はヲミレバ、ホロホロトコソ、ネモナカレケレ」

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最終更新:2023年07月30日 17:55