てさ

広辞苑
大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 ( 接続助詞「て」に間投助詞「さ」の付いたもの ) 文末の打消表現のあとに添え、相手の言葉に対して「…であるはずはない。もちろん…だ」という反駁の気持や得意の気持を表わす。 滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)三「『昼三かいにそんなことはありゃせんわいな』『なくてさ』」
野菊の墓(1906)〈伊藤左千夫〉「『それでは僕が先にきているのを民さんは知らないで来たの』と云うと民子は、『知らなくてサ』」

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最終更新:2025年05月11日 12:15