てや(手矢)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① (すぐ射ることができるように)手もとに持つ矢。 今昔物語集(1120頃か)二六「弓を手箭に取て、〈略〉待立てる程に」 手矢
② 武器の一つ。手突きの矢。太くて短い竹または丸木の篦(の)に大型の素鏃(すやじり)をすげ、矢羽をつけ、筈(はず)に腕貫(うでぬき)の緒をつけたもの。弓を用いないで手で敵に投げつけて打ち込むためのもの。
広辞苑 名詞 ①手に持つ矢。 義経記6「―取りて 差矧 (さしは)げ申しけるは」 手矢
②手突きの矢。短い竹または木の 矢箆 (やの)に矢羽をつけ、 箆口 (のぐち) 大鏃 (おおやじり)をはめ、手にもって敵に投げつける武器。
大言海 名詞 (一)手ニ持ツ矢。 手矢
(二)兵器ノ名。箭ノ狀ヲナシテ、太ク、短キモノ。敵ニ擲ツニ用ヰル。手裏劒ノ如シ。(ウチ)()

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最終更新:2025年05月18日 14:18