てよ

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 ( 接続助詞「て」に終助詞「よ」の付いたもの。上に来る語によって「でよ」とも )
① ( 「ください」の意の略された表現 ) 相手への甘えた依頼を表わす。…ちょうだいな。子どもや女性が多く用いる。抑揚は「よ」が低くなる。
五月鯉(1888)〈巖谷小波〉一二「アノ酒井さんさう言って来てヨ」
② 「することである」などの意を直接に断言しないで表わす。東京方言などの女性語。抑揚は「よ」が高くなる。→ってよ 婦系図(1907)〈泉鏡花〉後「父上も知って居てよ」
広辞苑 (接続助詞テに終助詞ヨの付いたもの)命令・要求を表し、また単に詠嘆を表す。多く、女性・子供が使う。 「秋風よ、心あらばつたへ―」(佐藤春夫)。
「あれ買っ―」「本当によく似合っ―」

検索用附箋:連語

附箋:連語

最終更新:2025年05月18日 14:29