でく(出来イ)

日本国語大辞典
広辞苑
辞書 品詞 解説 例文 漢字
大言海 自動詞 ()()ノ約ニテ、語尾ノ變化ヲ轉ズ〕
(一)()()。顯ハレ出ヅ。發生
孟子抄(文明)一 十三 「利ヲオコシタイガ、惡クスレバ、害ガでくるホドニ」
同、十一 十一 「麥、云云、日至ハ夏至ノ事ゾ、其時分ニでくるモノゾ」
出來
(二)作リテ成ル。デキル。シュッタイス。成就 狂言記、六地藏「明日ノ今頃できサシテ下サレ、心得タ」
(三)爲スコトヲ得。ナシ得。ナシ能フ。デキル。可能。能爲
動詞活用表
未然形 でき ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 でき たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 でく べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 でくる も、かも、こと、とき
已然形 でくれ ども
命令形 できよ

又、「できる(出来)」も参照。

検索用附箋:自動詞上二段

附箋:上二段 自動詞

最終更新:2025年05月24日 17:12