とせ

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 接尾辞 数詞に付いて、年数をかぞえるのに用いる。 万葉集(8C後)五・八八〇「天離る鄙(ひな)に五(いつ)等世(トセ)住まひつつ都のてぶり忘らえにけり」
伊勢物語(10C前)六三「百(もも)とせに一とせ足らぬつくも髪我を恋ふらし面影に見ゆ」
年・歳
広辞苑 接尾辞 年を数えるのにいう語。歳月・年齢ともにいう。 万葉集5「あまざかるひなに五―住ひつつ」。
「幾―」
年・歳
大言海 接尾辞 (トシ)()ノ約〕
年ヲ數フルニ云フ語。熟語ニノミ用ヰル。
名義抄「兩歲、フタトセ」
萬葉集、五 廿六 「アマザカル、(ヒナ) 五等世 (イツトセ)、住マヒツツ、都ノテブリ、忘ラエニケリ」
同、十一 四十七 「山河ニ、(ウヘ)ヲ伏オキテ、(モリ)カヘニ、年ノ 八止勢 (ヤトセ)ヲ、吾竊マヒシ」
同、十三 廿四 長歌「シカレコソ、歲ノ 八歲 (ヤトセ)()ル髮ノ、吾肩ヲ過ギ、橘ノ、末枝ヲ過ギテ」
一年 (ヒトトセ) 五年 (イツトセ) 百年 (モモトセ) 千年 (チトセ)」幾年」
年・歲

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最終更新:2025年06月15日 16:47