広辞苑 | ||||
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大言海 | ||||
辞書 | 品詞 | 解説 | 例文 | 漢字 |
日本国語大辞典 |
( 格助詞「と」に係助詞「ぞ」の付いたもの。古くは「とそ」とも。→係助詞「ぞ」 ) ① ( 文中に用いて ) 叙述を強調して、文末と呼応する。 |
万葉集(8C後)三・四四二「世の中は空しきものとあらむ登曾(トソ)この照る月は満ち欠けしける」 今昔物語集(1120頃か)五「比丘、不思懸ぬ財(たから)を得て、本の所に還(かへ)りにけりとぞ語り伝へたるとや」 |
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② ( 文末にあって ) 一般的な解説または伝聞の意を表わす。…というわけである。…ということである。 |
万葉集(8C後)一七・四〇〇四「立山にふり置ける雪の常夏に消ずて渡るは神ながら等曾(トソ)」 源氏物語(1001‐14頃)帚木「つれなき人よりは、中々あはれにおぼさるとぞ」 |
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