とど(副詞)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 副詞 ( 多く「と」を伴って用いる )
① 戸をたたく音や馬の足音など、とどろき響く音を表わす語。
万葉集(8C後)一一・二六五三「馬の音の跡杼(とド)ともすれば松蔭に出でてそ見つるけだし君かと」
② よろめくさまを表わす語。よたよたと。とぼとぼと。 源平盛衰記(14C前)二〇「右の足を揚げて長尾をむずと蹈む。ふまれて下りに弓長(ゆんだけ)三杖ばかりとど走りて倒れにけり」
広辞苑 ①ものの響く音。また叩く音。どんどん。 万葉集11「馬の音の―ともすれば」
②よたよた。 盛衰記20「―走りて倒れにけり」

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最終更新:2025年06月22日 14:53