とひ(問)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ( 動詞「とう(問)」の連用形の名詞化 )
① たずね、ただすこと。また、その質問。詰問。
第三者(1903)〈国木田独歩〉一一「江間君は此種の問(トヒ)を此種の声で、今日まで幾度となく長火鉢の傍で発したのである」
② 問題。設問。 仮名の会の問答(1883)〈大槻文彦〉「(問)は諸新聞の雑報又は投書にて(答)はすべて大槻文彦氏なり」
③ 「といまる(問丸)」のこと。 醍醐寺文書‐嘉祿二年(1226)一〇月四日・問丸盛方送文「進上 合 榲小〈くれ〉参百寸 右進上如件。嘉祿二年十月四日 御問盛方」
④ 「といしき(問職)」のこと。 高野山文書‐正応元年(1288)八月一七日・御台御教書「高野山の年貢運送のといの事」
広辞苑 名詞 ①問うこと。たずねること。聞きただすこと。質問。 「―を発する」 問ひ
②問題。設問。 「後の―に答えよ」
問職 (といしき)に同じ。
大言海 名詞 (一)問フコト。聞キタダスコト。 「問ヲ(オコ)ス」
(二)問題。

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最終更新:2025年07月13日 12:10