とび(飛)

広辞苑
大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ( 動詞「とぶ(飛)」の連用形の名詞化 )
① とぶこと。また、とぶ回数を数えるときにも用いる。
狂歌・玉吟抄(1608)「蓮葉の上に乗たるあま蛙ただ一飛にまいる極楽」
② 金額などをいうとき、ある位の数値が零(ゼロ)の場合、その位の数値を言わずに次の位に移ること。五〇二円を「五百とび二円」という類。
③ 「とびうお(飛魚)」の略。 長塚節歌集(1917)〈長塚節〉明治三六年「大和嶺に日が隠ろへば真藍なす浪の穂ぬれに文鰩魚(トビ)の飛ぶ見ゆ」
④ すりの一種。すばやく物品を奪って逃走する。 江戸繁昌記(1832‐36)五「或いは一人にして掠(かす)め走るを、之を飛(トビ)と謂(い)ふ。其の飛走するを以てなり」

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最終更新:2025年07月13日 13:19