とふ(動詞)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 連語 ( 「という」の変化したもの。終止形と連体形との用法がある ) という。 古事記(712)下・歌謡「大和の国を 蜻蛉島(あきづしま)登布(トフ)」
万葉集(8C後)五・八八三「音に聞き目にはいまだ見ず佐用姫が領巾(ひれ)振りき等敷(トフ)君松浦山(まつらやま)」
広辞苑 「といふ」の約。「ちふ」「てふ」と同じ。 万葉集5「さよひめが 領巾 (ひれ)振りさ―君まつら山」
大言海 動詞 ()ふノ音便約。チフ。後ニ、テフ。 萬葉集、四 四十 「吾レノミゾ、君ニハ戀フル、吾ガ背子ガ、 戀云 (コフトフ)事ハ、言ノ(ナグサ)ゾ」
同、五 廿六 「音ニキキ、目ニハイマダ見ズ、サヨヒメガ、 領巾 (ヒレ)振リキ 等敷 (トフ)、君マツラヤマ」
同、十五 十五 「コレヤコノ、名ニオフ鳴門ノ、ウヅ潮ニ、玉藻刈ル 登布 (トフ)、アマ少女ドモ」

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最終更新:2025年07月13日 14:57