とろ(油)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① 鮪(まぐろ)などの肉の脂肪の多い部分。脂肪が非常に多い部分を「大とろ」、それより少ない部分を「中とろ」と呼ぶ。 日本料理通(1930)〈楽満斎太郎〉料理法の巻「鮪のトロなどは決して理想の食品ではありません」
② 俳優などが舞台化粧をぬぐい落とすのに使うもの。椿油などを脱脂綿にひたして使う。
広辞苑 名詞 ①(「とろり」とする舌ざわりからか)マグロの腹側の脂肪に富んだ部分。大とろ・中とろに分け、大とろの方がより脂肪に富む。近時、刺身・鮨種として賞味。
②「とろろじる」の略。 「麦―」
③飲食店の入口に、客がないのに履物などを並べておくこと。
大言海 名詞 〔とろとろ流ルルヨリ云フ〕
(一)アブラ。(東京鄙語)
(二)肉ノアブラミ。
(三)あぶらむし(油蟲)ノ略稱。其條ノ(二)ヲ見ヨ。

検索用附箋:名詞名称

附箋:名称 名詞

最終更新:2025年08月09日 15:15