どち(何方)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 代名詞 ( 「いづち」の変化したもの ) 不定称。
① 不特定の場所、方角を示す。どちらどっち
名語記(1275)三「人をどちゆくぞととへる、どち、如何。これは、いづちといふが、どちとなる也」 何方
② 複数のもの、特に二つの中から、限定しないままそのうちの一つをとりたててさす。どちら 史記抄(1477)六「御内とは、どちが少く、どちが長じたぞと云心なり」
広辞苑 代名詞 (イヅチの約転)不定・疑問の方向を指す語。どっち 蒙求抄8「―なりとも行かば行け」 何方
大言海 代名詞 〔いづち(何地)ノ約訛〕
イヅチイヅクイヅレドッチ
狂言記、二人袴「ソレニ待ッテ御座レ、心得マシタ、必ズどちヘモ行カセラルルナ」
史記抄(文明)六「どちヘイカレタトモ、マダ不見ホドニ」
何方

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附箋:不定称 代名詞

最終更新:2025年08月24日 15:26