ふ(斑)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 地色の中にまだらにまじっている他の色の斑点。また、斑点のあるもの。ぶちまだら。→しらふ(白斑)ましらふ(真白斑) ※散木奇歌集(1128頃)冬「御狩するまのの萩原こゐにしてはぶしに鷹のふやかはるらむ」
[補注]本来は縞目(しまめ)をいい、「ふち」が斑点の意を表わすとする説もある。
広辞苑 名詞 ぶちまだら。斑点。 「虎―」
大言海 名詞 (フチ)ノ略カ、文ノ音カトモ云フ、イカガ〕
()ノ色ノ中ニ、他ノ色ノマバラニ雜レルモノ。マダラブチ
近世女風俗考(生川春明)上、古製楴枝之圖「玳瑁ニテ造ル、云云、ふノ處處ニ、萩ニ蝶ヲ金粉ニテ蒔繪シタリ」
守貞漫稿、十一、女扮、下「筓上製ハ、全白甲ナレドモ稀也、云云、黑甲、江戶ニテハ、ばらふト云フ、京坂ニテハ、もくト云ヒ、或ハ、ふト云フ」
「虎斑」斑入ノ葉」白斑ノ羽」

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最終更新:2024年05月10日 21:29