なふ(接尾)

大言海
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日本国語大辞典 接尾辞 [ 一 ] ( 四段型活用 ) 名詞や形容詞の語幹、また動詞の語基などに付いて、その行為をする意の動詞をつくる。「商(あき)なう」「敵(あた)なう」「甘(あま)なう」「うべなう」「荷なう」「幣(まい)なう」など。 続日本紀‐天平神護元年(765)八月一日・宣命「罪 奈比 (ナヒ)給ひきらひ給はむ」
[ 二 ] ( 下二段型活用 ) [ 一 ]の場合とよく似ているが、その実例は少なく、かつ、同じ語で四段、下二段両様に活用するものもあり、下二段の方が使役的な意味が強いともいう。「罪なう」「ともなう」など。 万葉集(8C後)一九・四一八九「ますらをを とも奈倍(ナヘ)立てて 叔羅川 なづさひ泝(のぼ)り」
広辞苑 接尾辞 名詞・形容詞語幹などに付いて五段または下二段動詞をつくり、その行為をする意を表す。 「あま(和)―・ふ」「あき(商)―・う」「とも(伴)―・う」

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最終更新:2025年10月04日 15:28