なむ(並(自動詞))

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 自動詞 ならぶつらなる 万葉集(8C後)二〇・四三七五「松の木(け)の奈美(ナミ)たる見れば家人(いはびと)の我を見送ると立たりしもころ」
他動詞
四段
ならべるつらねる
他動詞
下二段
[ 二 ]に同じ。 古事記(712)中・歌謡「楯那米(ナメ)て 伊那佐の山の 木の間よも い行き目守らひ 戦へば」
広辞苑 自動詞 ならぶつらなる 万葉集20「松の()の―・みたる見れば」 並む
他動詞
下二段
ならばせる。つらねる 古事記中「楯―・めて伊那佐の山の」
大言海 自動詞 ナラブツラナル 萬葉集、廿 廿八 「松ノケノ、奈美タル見レバ、イハ人ノ、我レヲ見送ルト、立タリシモコロ」
枕草子、九、九十八段「野分ノ又ノ日、云云、(タテ)(ジトミ) 透垣 (スイガイ)ナドノ伏シなみタルニ」
「竝み居ル」竝み寄ル」
動詞活用表
未然形 なま ず、ゆ、る、む、じ、す、しむ、まほし
連用形 なみ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 なむ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 なむ も、かも、こと、とき
已然形 なめ ども
命令形 なめ
動詞活用表
未然形 なめ ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 なめ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 なむ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 なむる も、かも、こと、とき
已然形 なむれ ども
命令形 なめよ

検索用附箋:自動詞四段
検索用附箋:他動詞四段下二段

附箋:下二段 他動詞 四段 自動詞

最終更新:2025年10月12日 14:36