なめ(無礼)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 ( 形容詞「なめし」の語幹 ) 無礼であること。感動表現に用いる。 浄瑠璃・祇園女御九重錦(1760)一「『コリャ命取め』としなだれかかれば、『オオなめ、そんな事は嫌ひでござんす』」 無礼
形容動詞 無礼なさま。 春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉をかし「名家より招かるるに行かざるも無礼(ナメ)なるべし」
広辞苑 (形容詞「なめし」の語幹)
①ぶれい。無作法。
増鏡「―なりといふことにて」 無礼
②生意気。 洒落本、当世嘘の川「たとへあいら二人 退 ()いてもこれは退かれませぬ。ヲヲ―」
大言海 名詞 ナメキコト。ナメゲナルコト。ブレイ。ムライ。 增鏡、第七、煙の末末「御返シ、辨ノ內侍承リテ申スベシト聞キ侍リシヲ、なめナリトイフコトニテ」
吉野都女楠(正德、近松作)四「サテサテなめ者、コノ所ヲ知ラヌカ、坊門ノ宰相樣ノ御下屋敷」
無禮

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附箋:名称 名詞 形容動詞

最終更新:2025年10月12日 17:16