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日本国語大辞典 接尾辞 (上二段型活用) 名詞、または形容詞の語幹などの名詞的な語に付いて、動詞をつくる。そのもののように、あるいはそのような状態に近くふるまう、様子をする、それに近い状態になる、などの意を表わす。「おとなびる」「いなかびる」「ふるびる」「あらぶ」など。 ※万葉(8C後)三・三一二「昔こそ難波ゐなかといはれけめいま京引き都備(みやこビ)にけり」
広辞苑 接尾辞 体言、形容詞の語幹などに付き、上一段活用の動詞を作る。文語の「ぶ」(上二)にあたる。…のような状態である、…のようにふるまうの意。 「荒ぶる神」「ことさらぶ」
「おとなびる」「いなかびる」
大言海 接尾辞 動詞態ノ接尾語ニテ、熟語ニノミ用ヰ、その樣なり、トノ意ヲ表ハス語。メク 古今集、十三、戀、三「ムラ鳥ノ、立チニシ我名、今更ニ、コトナシぶトモ、驗アラメヤ」
源、三十四、下、若菜、下 百三 「大將ハ、オホヤケ方ハ、ヤウヤウヲトナぶメレド」
同、二、帚木 三十一 「自ラコハゴハシキ聲ニヨミナサレナドシツツ、コトサラびタリ」
同、五、若紫「イデヤ、サイフトモ田舍びタラン」
同、四十九、東屋 十二 「イトアサマシク鄙びタルカミニテ、打笑ミツツ聞キ居タリ」

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最終更新:2023年08月09日 22:47