へ(隔)

広辞苑
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 へだてになるもの。垣、戸、几帳など、ある物と他の物をさえぎるもの。「へだてる」の語源は「へ立つ」である。 ※万葉(8C後)九・一七四〇「海神(わたつみ)の 神の宮の 内の隔(へ)の 妙なる殿に」
接尾辞 重なったものの数、重なった回数を数えるのに用いる。かさなり。「二重(ふたえ)」「八重(やえ)」「二十重(はたえ)」など。 ※書紀(720)仁徳二二年正月・歌謡「衣こそ 二幣(へ)も良き さ夜床を 並べむ君は 恐きろかも」
大言海 名詞 ()、へだつ、へなるナド云フ語ノ本ナリ〕
物ニ界ヲ立チ分ツコト。
萬葉集、四 三十八 「タユトイヘバ、ワビシミセムト、 燒太刀 (ヤキタチ)ノ、()ヅカフコトハ、ヨシヤワガ君」

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最終更新:2023年08月12日 15:03