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のべ(野辺)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ( 古くは「のへ」か )
① 野のほとり。野原。野。
万葉集(8C後)一・三六「花散らふ 秋津の野辺(のへ)に 宮柱 太敷きませば」 野辺
② 火葬場。埋葬地。墓地。 太平記(14C後)六「葬礼の為に、側なる野辺(ノベ)へ越ける其間に」
③ 「のべおくり(野辺送)」の略。 浮世草子・世間子息気質(1715)四「野辺の衆も、宵からつめかけて」
広辞苑 名詞 ①野のあたり。のら。 万葉集20「―見る毎にねのみし泣かゆ」。
「―の花」
野辺
②埋葬場。または火葬場。
大言海 名詞 野上 (ヌノヘ)ノ略轉〕
又、ぬべ。
(一){野ノアタリ。
書言字考節用集、一、乾坤門「野邊、ノベ」
萬葉集、八 十八 「ヤマブキノ、咲キタル野邊ノ、ツボスミレ、コノ春ノ雨ニ、サカリナリケリ」
宇津保物語、梅花笠「見渡セバ、雪降ル山モ、アルモノヲ、野邊ノ若菜ノ、生ヒニケルカナ」
古今集、一、春、上「我ガセコガ、衣ハルサメ、フルゴトニ、野邊ノ綠ゾ、色マサリケル」
野邊
(二)葬リニ出ヅルコト。葬送。 「野邊送リ」
(三)火葬。 荼毘 (ダビ) 新千載集、十九、哀傷「深草ノ、野邊ノ煙ト、ナリニセバ、何レノ雲ヲ、分キテ訪ハマシ」
傾城反魂香(寳永、近松作)中「野べヨリアナタノ友トテハ、血脉一ツニ數珠一レン、是ガ冥途ノ友トナル」
元眞集「淺ミドリ、のべノアラ田ヲ、打カヘシ、セナカニ秋ヲ、マチヤクラサン」

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最終更新:2026年01月31日 16:12