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のり(乗)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ( 動詞「のる(乗)」の連用形の名詞化 )
① 乗物などに乗ること。
風雅和歌集(1346‐49頃)雑中・一七八九「これぞ此もろこし船にのりを得てしるしを残す松の一本〈阿一〉」
② つりこまれること。調子づくこと。気乗り。特に、にぎやかに歌ったり騒いだりしていると、すぐにつりこまれて浮かれ出す人。 「悪乗り」
洒落本・契情実之巻後編(1804)二「外の女郎衆も、でいぶのりがわるくなったと」
③ 金を出し合って一つの事をすること。共同出資。 人情本・春色玉襷(1856‐57頃)二「御馳走は文化さんと乗(ノ)りで致しませう」
④ 邦楽の用語。
(イ) 速度のこと。特に一曲中の緩急の変化をいう。
(ロ) 謡曲で、謡と拍子との合わせ方。大ノリ・中ノリ・平ノリの別がある。
(ハ) 歌舞伎で、三味線や囃子の拍子に合わせた動きやせりふをいう。
(ニ) 三味線に合わせた勢いのよい物語調の部分。 歌舞伎・与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)六幕「『されば候、そろそろと、三つ合せてさん候(ぞうろう)』ト喜平治、こなし有ってノリに成り」
⑤ 絵の具、染料、塗料、白粉などのなじみぐあい。また、脂肪の付きぐあい。 「化粧ののりがよい」
肉体の門(1947)〈田村泰次郎〉「筋肉に脂肪の乗りがうすかった」
接尾辞 人数を表わす語について、乗物がその人数だけ乗れることを表わす。 浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二「車屋へ往って一人乗一挺誂らへて来てお呉れ」
広辞苑 名詞 ①乗物などに乗ること。 乗り
②素地によくなじむこと。 「おしろいの―がよくない」
③調子づくこと。つりこまれること。 長唄、供奴「浮れ拍子に―が来て」
④節に乗ること。能で拍子合いをいう。 「―がよい」「―をおさえる」
⑤謡曲で、謡と拍子との合せ方。大ノリ・中ノリ・平ノリの三様がある。
⑥歌舞伎・浄瑠璃などで、 台詞 (せりふ)を三味線の節に合わせていうこと。
⑦二人の興行者が金を出し合ってする芝居。
⑧何人かで金を出し合って一つの事をすること。
大言海 名詞 (一){乘ルコト。 萬葉集、十五「アゴノ浦ニ、フナ能里スラム、少女ラガ、赤裳ノ裾ニ、潮滿ツラムカ」
謠曲、邯鄲「光リカガヤク玉ノ輿、乘リモ習ハヌ身ノ行方」
(二)氣ガ乘ルコト。調子ヅクコト。

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検索用附箋:接尾辞

附箋:動作 名詞

最終更新:2026年02月15日 16:24