アットウィキロゴ

はゆ(映)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 自動詞 ① 光に照らされて輝く。映り輝く。反映する。 落窪物語(10C後)一「いとよくほほゑみたるまみ口つきの、火のあかきにはえてにほひたる物から」 映・栄
② さかえる。いっそうさかんになる。 後撰和歌集(951‐953頃)恋二・六〇八「あやしくもいとふにはゆる心かないかにしてかは思ひやむべき〈よみ人しらず〉」
鼠坂(1912)〈森鴎外〉「どうした事か、話が栄(ハ)えない」
③ 光があって見事なさまにある。見た目によくうつる。美しく見える。引き立って見える。 名語記(1275)九「紅は、ゆふべに、色のはゆる也」
広辞苑 自動詞 (「生える」と同源)
①光を映して美しく輝く。反映する。
源氏物語槿「をかしげなる姿、頭つきども月に―・えて」。
「夕日に―・える山」
映ゆ・栄ゆ
②(他の事物のために)目に立つようになる。勢いを得る。盛んになる。 源氏物語常夏「まことや、暮れにも参りこむと思う給へ立つは、厭ふに―・ゆるにや」。
「話が―・えない」
③周囲のものとの映り具合がよい。引き立つ。 「このネクタイがよく―・える」
④立派に見える。目立つ。 「―・えない男」
大言海 自動詞 ()るニ通ズ、晴レタル景色ヨリ、日光ニ云フ〕
(一)光、(ウツ)リ照ル。色艷マサル。
拾玉集「ナカナカニ、モリクル月ノ、サヤケキハ、クラキ木蔭ニ、はゆるナリケリ」
枕草子、十、百廿七段「紫ノ指貫モ雪ニはえテ、濃サマサリタル」千載集、廿、神祇「神ウクル、豐ノアカリニ、ユフ園ノ、ヒカゲカヅラゾ、はえマサリケル」
(二)盛ニ見ユ。榮ユ。 應神紀、十三年九月、長歌「 紅顏 (アカ)レル少女、イザ 佐伽麼曳 (サカバエ)ナ」
動詞活用表
未然形 はえ ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 はえ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 はゆ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 はゆる も、かも、こと、とき
已然形 はゆれ ども
命令形 はえよ

検索用附箋:自動詞下二段

附箋:下二段 自動詞

最終更新:2026年04月26日 13:35