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ばく

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 自動詞 ① 形をかえる。異形のものに姿をかえる。狐、狸、年老いた動物、また、妖怪などが種々に姿をかえる。 〔色葉字類抄(1177‐81)〕
古今著聞集(1254)一七「狐おほくつねにばけけり」
② その道で年功を積む。 浮世草子・好色二代男(1684)四「此里の化(バケ)たる人に、そそのかされて行に」
③ 人を欺こうとして、本来の素性を隠して、別人の恰好や、素振りをする。別人のさまをよそおう。 めぐりあひ(1888‐89)〈二葉亭四迷訳〉二「知ってゐますと仔細らしく容子有り気に答へた。化(バケ)課(おほ)せて見たくなって」
④ 全く違ったものに変る。他のものにすりかわる。また、急に変化する。 落語・狸(1895)〈四代目橘家円喬〉「二等道路とかいふ大きな道が出来たり何にかするが、夫れは土地の化(バ)けまするので」
広辞苑 自動詞 (古くはハクとも)
①形をかえる。異形のものに変わる。
徒然草「未練の狐、―・け損じけるにこそ」 化く
②素姓を隠して別人のさまをよそおう。 「村人に―・けて潜入する」
③全く別のものに変わる。 「学資が酒代に―・ける」
④目立つ所のなかった芸人・役者が予期しないほどに良く変わる。広く、思いもよらない大当りとなる。
大言海 自動詞 古クハ、淸音ニテ、ハク。形ヲ變フ。他ノ物ノ形ニ似セテ變ル。バケル。(狐狸ノ妖ナドニ) 太平記、十八、高野與根來不和事「惡僧等、云云、アナコトゴトシ、如何ナル古狸、古狐ナドモ、()くる程ナラバ、是レニヤ劣ルベキ」
動詞活用表
未然形 ばけ ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 ばけ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 ばく べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 ばくる も、かも、こと、とき
已然形 ばくれ ども
命令形 ばけよ

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附箋:下二段 自動詞

最終更新:2026年05月23日 18:45