み(箕)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 穀類をあおりふるって、殻やごみをよりわける農具。また、年中行事などで供具としても使う。 ※播磨風土記(715頃)餝磨「箕(み)落ちし処は、仍て箕形丘(みかたをか)と号け」
広辞苑 名詞 穀類をあおって殻・塵などを分け除く農具。竹・藤・桜などの皮を編んで作る。 〈倭名類聚鈔16〉
大言海 名詞 〔みハひト通ズ、()る意ト云フ〕
穀類ヲ()テ、殼、塵、ナドヲ分ケ()ツル具。楮ノ皮ヲ經トシ、小竹ヲ緯トシテ、織リ作ル。廣ク淺クシテ、三方ニ緣アリ、前ハ平ナリ、其端ヲ(シタ)ト云フ。
倭名抄、十六 十三 竹器類「箕、美、除糞簸米之器也」
天治字鏡、八「簸、揚米糠者也、美、箕、上字與同」
字鏡 六十二 「簸、彌」
著聞集、十六、興言利口「近江法眼寬快、云云、宿シタル所ノ軒ニ、箕ヲカケテ置キタリ」

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附箋:名詞 物品

最終更新:2023年08月24日 21:47