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ばる(露顕・露見)

広辞苑 自動詞 ①商談などが成立せず破れる。破談になる。また、失敗する。
②秘密・嘘・悪事などが露顕する。 浄瑠璃、持統天皇歌軍法「知れぬ間は隠すが秘密、―・れて来てはもう隠さぬ」。
「うそが―・れる」
③みだらである。(しも)がかっている。 浄瑠璃、鎌田兵衛名所盃「わざと―・れたる詞付き」
④釣りで、針にかけた魚をとり逃がす。
大言海 動詞 (一)密事、アラハル。發覺ス。 東海道中膝栗毛(文化、一九)六編、下「モウコナイニばれテハ、ショコトガナイ」 露顯・露見
(二)事、破レテ成立セズ。
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 自動詞 ① 破れてまとまらなくなる。交渉などが破談になる。 洒落本・蕩子筌枉解(1770)雑詩「みうけのばれたる女郎を賦すとみへたり」
② しくじる。失敗する。また、カルタ賭博で手札が定限以上となって負ける。 浄瑠璃・軍法富士見西行(1745)二「其四虫を爰へ出すと、内儀の入れて置た蟻切共に、五々五どもがはれさする」
③ 秘密・悪事・陰謀などが発覚する。隠していたことがおもてざたになる。 雑俳・篗纑輪(1707)四「墨ぬりの紋が顕(バ)れたる横しぶき」
道(1962)〈庄野潤三〉六「奥さんに隠して来るのですから、どんなことでばれないとも限らず」
④ あからさまな態度をとる。恥じらいのないことをする。 評判記・色道大鏡(1678)一「ばるる ばれたるなどといふは、互に忍ぶ恋の色おもくなりて、外の見聞をもはぢず、人めをもはばからぬ貌(かたち)なり」
⑤ 雨などが降る。 歌舞伎・白縫譚(1853)三幕「どうか晩には〈略〉ばれにゃあいいなう」
⑥ ( 川柳点の末番を「ばれ」といい、それらの句がしもがかりの句であるところから ) しもがかる。みだらな話をする。 浄瑠璃・鎌田兵衛名所盃(1711頃)名所屏風「ほんに寝所で無常が起こる、きっと番して飲まさぬとわざとばれたる詞付」
⑦ 芝居などが終演となる。はねる。
動詞活用表
未然形 ばれ ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 ばれ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 ばる べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 ばるる も、かも、こと、とき
已然形 ばるれ ども
命令形 ばれよ

ばれる」も参照。

検索用附箋:自動詞下二段

附箋:下二段 自動詞

最終更新:2026年05月24日 18:39