め(海布)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 若布(わかめ)、海松布(みるめ)、荒布(あらめ)など食用となる海藻の総称。 ※万葉(8C後)三・二七八「志可の海人は軍布(め)刈り塩焼き暇なみ髪梳の小櫛取りも見なくに」
※伊勢物語(10C前)一〇四「世をうみのあまとし人を見るからにめくはせよとも頼まるる哉」
海布・海藻
広辞苑 名詞 食用となる海藻の総称。ワカメ・アラメの類。 万葉集3「志賀の 海人 (あま)は―刈り塩焼きいとまなみ」 海布
大言海 名詞 〔芽ノ義カト云フ、或ハ云フ、藻ノ轉、布ノ字ヲ用ヰルコトニ就キテハ、(コン)()ノ條ヲ見ヨ〕
(ワカ)()(アラ)()(ヒロ)()、ナドノ總名。
字類抄「和布、メ、海藻、メ」
天治字鏡、十二 三十一 「海𮒌、メ、和布」
古事記、上 五十七 (カリテ) 海布 ()之柄、作燧臼
萬葉集、三 廿 「シカノアマハ、 軍布 ()刈リ鹽燒キ、イトマナミ、櫛笥ノヲグシ、トリモ見ナクニ」(古義ノ訓)
同、七 廿一 「イソニ立チ、オキベヲ見レバ、 海藻 ()(カリ)舟、アマコギ出ヅラシ、鴨カケルミユ」(古義ノ訓)
「アラめ」ニギめ」ワカめ」ヒロめ」エビスめ」カチめ」サガラめ」
海布

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附箋:名詞 植物

最終更新:2023年08月30日 15:01