え(柄)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 (枝(え)から転じたものといい、「え」は元来ヤ行のエ) 手で持つために、器物に取り付けた棒状の部分。取手(とって)。 ※東大寺諷誦文平安初期点(830頃)「豈に法の庭に斧(をの)の柄(エ)、朽ちざらめや」
※枕(10C終)二〇一「ひさげのえの倒れ伏すも、耳こそとまれ」
※平家(13C前)一二「太刀のみね長刀(なぎなた)のゑにてうちなやしてからめとり」
広辞苑 名詞 ①手で持つために、器物につけた細長い部分。とって 〈倭名類聚鈔11〉。
「ひしゃくの―」
②きのこの「かさ」を支える部分。菌柄。
葉柄 (ようへい)
大言海 名詞 ()ノ義〕
器ニツキテ、長ク出デテ、用ヰル時ニ持ツ處。カラ。手。
倭名抄、十六「柄、器 物莖 ()、柯也、衣、一云、賀良」
「斧ノ柄」槍ノ柄」銚子ノ柄」

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最終更新:2023年04月19日 18:24