ゆ(揺)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 琴(きん)や箏(そう)などで、余韻を波うたせるために左の手の指先で絃を左右(琴)、または上下(箏)に幾回かゆすること。また、その音。 ※源氏(1001‐14頃)明石「手づかひ、いといたう唐めき、ゆの音ふかう澄ましたり」
広辞苑 名詞 (由・淘・ユとも書く)日本音楽で「揺り」の略。→揺り3 源氏物語明石「手づかひいといたう唐めき、―のね深うすましたり」
大言海 名詞 箏ヲ彈ク時ニ、絃ヲ()ルコトト云フ。又、ソノ音トモ云フ。今、左手ニテスル(オシ)()ト云フモノカ。 源、七、紅葉賀 十八 「差シヤリテゆシ給フ御手ツキ」
同、三十四、下、若菜、下 四十二 「ゆノ()、深ク、イミジク澄ミテ聞エ」

検索用附箋:名詞名称

附箋:名称 名詞

最終更新:2023年09月04日 22:07