え(役)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 (「え」は元来ヤ行のエ) 古代、朝廷が人民に課した労役。えだち。「えつき(役調)」「えよほろ(役丁)」のように、多く他の語と複合した形で用いられる。 ※観智院本名義抄(1241)「伇 エタス エ」 役・伇
広辞苑 名詞 労役奉仕。えだち 夫役 (ぶやく) 万葉集16「 里長 (さとおさ)が― 調 (つき)(はた)らば」
大言海 名詞 〔古キ語ニテ、(エキ)ノ音ナラズ、和漢暗合ノ語ナリト云フ說、多シ、ゆきノ、ゆノ轉カト云フ、 徭役 (ミユキ)ハ、 身行 (ミユキ)ナリ〕
エダチミユキ(ヤク) 夫役 (ブヤク)
姓ニ、 役連 (エノムラジ) 役君 (エノキミ)ナドアルハ、()ノ事ヲ掌リシ家ナルベシ。
崇神紀、十二年九月「始校人民、更科 調 (ツギ)( エヲ)
仁德紀、六十年十月「差白鳥陵守等、充 役丁 (エヨボロニ)
天武紀、下、二年三月「 課役 (エツギ)、悉免」
萬葉集、十六 廿二 檀越 (ダンヲ呼?)ヤ、(シカ)モナ言ヒソ、テコラ我ガ、 課役 (エダチ)ハタラバ、(ナレ)(ナカラ)カム」

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最終更新:2023年04月19日 19:02