よ(感動詞)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 感動詞 ① 目上の人の呼び掛けに対して答える男性の返事。 ※古今著聞集(1254)八「人のめす御いらへには、男はよと申、女はをと申也」
② 驚いた時に思わず口をついて出ることば。やっ ※天正本狂言・酢辛皮(室町末‐近世初)「よ。おのれが。とくとく。ゆびさし。とめ」
③ 相手に呼び掛けたり訴えたりする時に発することば。 ※人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)四「『私(わちき)をわるく思ってお呉でなひヨ。ヨ姉さん』」
広辞苑 感動詞 男の応答の声。 古今著聞集8「人の召す御いらへに男は『―』と申し、女は『を』と申すなり」
大言海 感動詞 呼ビカクル聲。又、感歎ノ聲。 雄略紀、十三年九月「 可惜 (アタラ)シキ、猪名部ノ(タクミ)、懸ケシ墨繩、()ガ亡ケバ、誰カ懸ケム()、アタラ墨繩」
「我コソ人よ」月よ花よ」物ヲ思フよ」心細サよ」

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最終更新:2023年09月07日 21:07