あき(厭)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 (動詞「あく(飽)」の連用形の名詞化) 和歌などでは、「秋」にかけていうことが多い。
① いやになること。
※古今(905‐914)恋五・七六三「我が袖にまだき時雨のふりぬるは君が心に秋やきぬらむ〈よみ人しらず〉」
※浮世草子・傾城禁短気(1711)一「疑ひの強い男は必ずあきが早い物なれば」
飽・厭
② 十分みちたりること。また、興味を失うこと。 ※浄瑠璃・源頼家源実朝鎌倉三代記(1781)七「何ぼ御馳走(ちそう)申ても飽(アキ)がない」
広辞苑 名詞 あきること。いやになること。 「―が来る」 飽き・厭き
大言海 名詞 厭クコト。アキルコト。イヤニナルコト。 古今集、十五、戀、五「我ガ袖ニ、マダキ時雨ノ、降リヌルハ、君ガ心ニ、あきヤ來ヌラム」(秋ニカク)

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最終更新:2023年09月23日 21:27