あけ(明)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 (動詞「あける(明)」の連用形の名詞化)
① 夜が明けること。また、その時。明け方。夜明け。⇔暮れ
※西大寺本金光明最勝王経平安初期点(830頃)六「天の暁(アケ)に至らむ毎に」
② 年月日や季節が新しくなること。 ※今昔(1120頃か)四「一夜を経る程、象、此の経を聞き奉る。其の明なる日、象、極て、禁したり」
③ ある期間が終わること。また、終わった時。「梅雨あけ」「夏休みあけ」など。 ※狂歌・徳和歌後万載集(1785)一四「ととせには一年(ひととせ)たらぬここのとせ苦界ももはや来年があけ」
④ 韻塞(いんふたぎ)の時、隠してある字を何の字であると推し当てたこと。 ※能因本枕(10C終)一八三「ゐふたぎの明、とうしたる」
広辞苑 名詞 あけること。
①期間が終わること。また、その直後。
「連休―」「夜勤―」
②夜明け。 「―の明星」
韻塞 (いんふたぎ)で、かくした韻字をどの字と言いあてること。 能因本枕草子したりがほなるもの「韻ふたぎの―疾うしたる」
大言海 名詞 ()く(自動、下二段)ノ名詞形〕
夜ノ明クルコト。夜アケ。夜ノヒキアケ。天明
明暮 (アケクレ)」あけノ鐘」あけ六ツ時」

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附箋:動作 名詞 天文

最終更新:2024年05月18日 21:49