あご(網子)

大言海 名詞 〔あみ子ノ略((カヂ)()、かこ。(セリ)()、せこ(列卒)〕
()(ビキ)網ヲ引ク者。
萬葉集、三 十二 「大宮ノ、內マデ聞ユ、 網引 (アビキ)スト、 網子 (アコ)トトノフル、(呼集ムル) 海人 (アマ)ノ呼聲」(難波宮行幸ノ時ノ詠カト云フ) 網子
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 (「あ」は、網の意)
① 網引きの共同作業に従事する者。地引き網を引く人。あみこ。あんご。
※万葉(8C後)三・二三八「大宮の内まで聞ゆ網引すと網子(あご)調ふる海人の呼び声」 網子
② 漁師。 〔日葡辞書(1603‐04)〕
広辞苑 名詞 地引網を引く者。あみこ 万葉集3「―ととのふる 海夫 (あま)の呼び声」 網子

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最終更新:2023年09月30日 21:19