あす(明日)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① 現在を基点として、次の日。現在では、「あした」よりもやや改まった言い方。副詞的にも用いられる。 ※古事記(712)下・歌謡「置目もや 淡海(あふみ)の置目 阿須(アス)よりは み山隠(がく)りて 見えずかもあらむ」
※竹取(9C末‐10C初)「翁〈略〉けふともあすともしらず」
明日
② 近い将来。 「あすの時代を背負う人物」「あすはわが身」
広辞苑 名詞 ①今日の次の日。あくるひあした。みょうにち。 「―伺います」 明日
②比喩的に、近い未来。 「―知らぬ身」「―の我が身」「日本の―を担う」
大言海 名詞 (アサ)ノ轉(さらさら、すらすら)明くるあさヲ言ヒ慣レテ略轉セル語ナラム、あした(朝)ノ條ノ(二)ヲ見ヨ、(沖繩ニテ、明日ヲあちャト云フ)日本釋名(元祿)上 十一 明日「あすトハ、あかす也、今日あかしテ後ノ日也」倭訓栞、あす「明日ヲ云フ、あかすノ義ナリ、因リテ、眞字伊勢物語ニ、明トノミ書ケリ、列子ニ、日ヲ()メリ、來日ナリ、書牘ニ、明幾日ト云フモ、通鑑ニ見エタリ」〕
今日 (ケフ)ノ次ノ日。アクルヒアシタ。ミャウニチ。
古事記、下(顯宗) 四十五 阿須 (アス)ヨリハ、深山(ガク)リテ、見エズカモアラム」(老媼 置目 (オキメ)ノ歸鄕ノ大御歌)
萬葉集、六 三十四 「をとつひモ、きのふモけふモ、見ツレドモ、明日サヘ見マク、ホシキ君カモ」
明日

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附箋:名詞 天文

最終更新:2024年05月18日 21:45