あそ

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 親愛の情をこめて他人(男性)を呼ぶ時の称。朝臣(あそみ) ※古事記(712)下・歌謡「たまきはる 内の阿曾(アソ) 汝こそは 世の長人 そらみつ 大和の国に 雁卵産(かりこむ)と聞くや」 朝臣
広辞苑 (ソはセ(兄)の古形か)男子を親しみ敬っていう称。 古事記下「たまきはる内の―()こそは世の 長人 (ながひと) 吾兄
大言海 名詞 前條ノ語ノ約、吾兄 (アセ)ノ條ヲ見ヨ、 朝臣 (アソミ)ト云フ語、コレヨリ起ル〕
人ヲ親シミ敬ヒテ呼ブ語。
古事記、下(仁德) 十二 大御長歌「タマキハル、內ノ阿曾、()コソハ、()ノ長人」(武內宿禰ヲ呼ビカケタマヘルナリ、內トハ、近侍ノ意)
神功攝政前紀、忍熊王長歌「タマキハル、內ノ阿曾」(上ニ同ジ)
萬葉集、十六 廿一 「池田ノ阿曾」穗積ノ阿曾」 平群 (ヘグリ)ノ阿曾」
萬葉集古義、十六 三十九 「古本松島日記ニ、在五ノあそノ如ク、ウラヤマシクナドト、 獨言 (ヒトリゴ)チヌル、云云、カノあきただノあそノ尼、尋ネマヰルニ、云云」
阿曾

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最終更新:2023年10月05日 20:23