あつ(中)

日本国語大辞典
広辞苑
辞書 品詞 解説 例文 漢字
大言海 他動詞 〔目的ニ當つノ意〕
(一){()(アテ)ニトドカス。
天武紀、下、五年正月「置祿(イクフ)西門(ノ イ)(アツル)( ニ)(ヒトニハ)、則給祿有差」
源、九、葵 十五 「大將ノ君ノ御(カヨヒ)所、ココカシコト、(オボ)シあつるニ、云云、物ナド問ハセタマヘド、サシテ、聞エあつるコトモナシ」
湖月抄「(ウラナヒ)ナドノ體カ」
(二)あてるヲ見ヨ。
あてる
(一)()つノ口語。
「矢ヲ的ニあてる」
(二)推シハカリ得。 「家出人ヲ(ウラナ)ッテあてる」
(三) 計畫 (モクロミ)ヲ成就セシム。成功 「芝居ヲあてる」やまヲあてる」
動詞活用表
未然形 あて ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 あて たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 あつ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 あつる も、かも、こと、とき
已然形 あつれ ども
命令形 あてよ

日国と広辞苑は同じ見出し語の扱い。「あつ(当)」を参照。

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附箋:下二段 他動詞

最終更新:2024年01月07日 20:53